試験問題の解説をスタートしております。

 本日は、こども家庭ソーシャルワーカー資格認定試験の合格発表日でした。本年度受験者のみなさまはいかがでしたか?

 合格基準点は、当初の基準どおり60%にあたる39点、合格率は90%となっております。
 また、試験委員の一覧も発表されていましたね。
 意外な有識者の名前が委員に含まれていたのではないでしょうか?

 さてこの高合格率は何を物語っているのでしょうか?

 所定の実務経験をふまえ、長時間にわたる研修を丁寧に受講すれば、合格点に達する見込みが十分にあるともいえますが、今年は初年度ですので、今後の資格取得希望者の増加が望まれるのであれば、当初の数年は、時間と費用に見合う合格率とし、その後、徐々に合格者を絞っていくことも考えられます。

 (他省庁が所管する国家資格のなかには、当初5年は60%超の合格率だったものが、現在は15%前後となっている試験もあります…)

 しかしながら、もともと社会福祉士などのソーシャルワーカー資格については、実習時間を大幅に増やしてより実践的な経験を積むことと引き換えに、他のコメディカル国家資格並(80%~90%)の合格率とすることが検討されていましたので、90%という合格率は想定内なのかもしれません。

 いずれにしても、来年度以降の動きが注視されますし、今後試験が難化したときのために、データを蓄積する価値は高いと思いますので、「こども家庭ソーシャルワーカー試験対策.NET」については引き続き運営させていただきたいと思っております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

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